運動神経を鍛えよう!

運動神経を鍛えよう!
~コーディネーショントレーニングで自分の体をコーディネート~

 

今ではスポーツ系のメディアのみならず一般の方の会話内でも頻繁に使われるようになった「身体能力(運動能力)」という言葉。
文部科学省によると、「全ての子供たちが身につけるべき身体能力」は、以下の7要素だとしています。

 

1:筋力…身体全体を動かすための土台となる能力

2:筋持久力…筋力を使って身体を長時間動かし続けられる能力

3:瞬発力…短時間で筋力を十分に発揮できる能力

4:心肺持久力…運動時に呼吸機能を長時間正常に働かせられる能力

5:敏捷性…筋力を使って素早く反応し身体を動かす能力

6:平衡性…不安定な足場にて身体のバランスを取ることができる能力

7:柔軟性…関節が柔らかく、身体の反応に合わせてスムーズに動ける能力


さらには、上記の7要素以外に「調整力(身体の動きを総合的にコントロールする能力)」も一定レベルに達することを必要としています。
この身体能力を高める上で重要なのがいわゆる運動神経です。
人が体を動かす時は、脳などの神経が体の神経回路を通して筋肉に指示を出します。その神経回路を向上させる運動をしないと、実は運動は上手にはならないのです。

 

運動神経を上達させるには、自分の体の動作を理解し複数の動作を複合的に行う7種類のコーディネーション能力を高める必要があると言われています。


リズム感を養い、動くタイミングを上手につかむ(リズム能力)

バランスを正しく保ち、崩れた態勢を立て直す(バランス能力)

状況の変化に合わせて、素早く動きを切り替える(変換能力)

合図に素早く反応して、適切に対応する(反応能力)

身体全体をスムーズに動かす(連結能力)

動いているものと自分の位置関係を把握する(定位能力)

道具やスポーツ用具などを上手に操作する(識別能力)

 

今回、この多様な能力をどうやってトレーニングするかを普段している運動などに少し手を加えるだけでコーディネーショントレーニングに早変わりするポイントを下記に示します。

前後左右上下、前に進んだら次は後ろ、右で出来たら次は左というように(両側性)

運動の組み合わせ、足の運動に手の運動を加えるなど、複数の動きを組み合わせる(複合性)

条件の変化。例えばテニスボールを使った運動をバレーボールで行ってみる(対応性)

脱マンネリ運動。合図を変えたり、フェイントしたり、意外性のある動きを意識して取り入れる(不規則)

レベルアップ。ひとつの運動ができたら、少しずつ難易度を上げて次に挑戦する(変化度)


高齢者の転倒や車の運転誤動作予防、一般スポーツ愛好者のスキルアップ、本格的にスポーツに携わる子供たちの飛躍的な運動神経の上達などに力を発揮し、大きな効果を期待できますので取り組んでみてはいかがでしょうか。