タナ障害
「タナ障害」とは膝の曲げ伸ばしや運動時に膝の内側に痛みを発症する膝の障害の1つです。
タナの正式名称は「内側滑膜ヒダ」幼少期の膝の関節の中を区切っていた仕切りのような膜の名残です。
膝のお皿の裏側のやや内側にあり、見た目が棚のように見えるので「タナ」と呼ばれています。
このタナが大きい人は、膝関節を曲げた際に膝のお皿と大腿骨(太ももの骨)の間に挟まり炎症を起こし易く、炎症により膝のお皿の下側のやや内側に腫れや痛みが出てきます。
【症 状】
走行時や膝の曲げ伸ばし、膝を捻じったとき、しゃがんだり立ったりしたときに痛みを生じます。
症状強くなると屈伸時に「パチッ」というスナップ音が聞ける場合もあります。
【検 査】
タナ の部分を親指で押しながら膝関節を屈伸した際に痛みが出た際には タナ障害 の疑いが強くなります。
画像検査ではMRIや空気造影CT(関節内に空気を注入して行うCT検査)により確認できます。
タナ障害 を放置しているとだんだん悪化して、安静時にも痛みが出たり、日常生活にも支障をきたすと手術になる場合もあります。
このような症状がでた際には、 中央通り接骨院 までご相談ください。