腱板損傷
腕を上げると肩が痛い。
または痛みで腕が上がらない。
周りの方でもよく聞きませんか?
四十肩?五十肩?様子をみても治らない。
この様な訴えで受診される方によくみられるのが 腱板損傷(けんばんそんしょう)です。
肩の先端部分にあるスジのことを
よって
また、完全に切れてしまった場合には腕を上げることができなくなります。
腱板損傷 の原因
重いものを持つ。転んで手を着く。
肩をぶつける。
ボールを投げる動作など。
過度に
また、老化によって自然に痛んだり切れたりすることもあります。
腱板損傷 の症状
① 腕を上や横に上げた際に肩の外側が痛い。または腕が上がらない。
② 肩の先端を押すと痛みがある。
③ 腕を後ろに回すと痛みが出る。
④ 痛む側の肩を下にして寝ると痛い。
⑤ 肩を回すとコキコキ音が鳴る。
⑥ 投球動作やスポーツなどで肩に力が入ると痛い。
⑦ 夜間寝ていると肩に痛みが出現する。
などが主な症状です。
腱板損傷 の検査
まず、各種の徒手検査にて判断します。
よって、損傷した
腱板損傷 の治療
治療は、損傷の程度・年齢・職業などを考慮して行われます。
1.保存治療
物理療法:痛みに対して、また損傷の修復を助けるために電気治療や温熱治療を行います。
運動療法:マッサージ・ストレッチ・筋力強化にて組織の修復や機能を高めていきます。
固定:急性期や損傷がひどい場合は腱板を安静にするために三角巾で腕を吊ったり、包帯やギプスで固定することがあります。
2.手術
主に完全に