亜急性外傷とは?

亜急性外傷とは?

 

(問題)整・接骨院で保険が使えるのはどれでしょうか?

質  問 健康保険を
・重いものを持った時に腰を痛めてしまった 使える ・ 使えない
・朝起きたら首が痛くなっていた 使える ・ 使えない
・サッカーで走っていたら突然膝が痛くなった 使える ・ 使えない
・硬いカボチャを包丁で切っていたら肘が痛くなった 使える ・ 使えない
・長時間運転していたら背中が痛くなった 使える ・ 使えない
・毎日フライパンを振っていたら手首が痛くなった 使える ・ 使えない

答え:全て健康保険が使えます

 

整・接骨院で健康保険が適用となるのは 急性外傷または亜急性外傷 です。   骨やスジを痛めて、急に痛くなるのが急性外傷(ケガ)



では亜急性外傷とは?

亜急性外傷とは、日常生活の中で何気なく行っている繰返しの動作や、姿勢の悪さ・同じ姿勢を長時間続けることなどで、小さな歪みやストレスが体に蓄積し、次第に関節や筋肉・靭帯などにキズがつき組織が壊れてしまうものです。また、高齢者に多い変形性関節症や腰椎のすべり症など、基礎疾患がある場合にも多く見受けられます。
体が歪んできた状態ではまだケガは発生していませんが、こういう動作が繰り返されることによって、些細な原因(立ち上がる、振り向く、軽いものを持ち上げるなど)から関節やその周囲の筋肉やじん帯が損傷してケガが発生します。これが亜急性外傷の発生メカニズムです。

 

基礎疾患で病院や整形外科にかかっているような場合には、医師との連携を取るために「*月*日頃に○○をしてケガをした」という経緯を医師にもお伝えください