
「肩こり」と「カルシウム」の関係
肩を手で押さえてみると、硬くなっています。
これは筋肉がケイレンを起こし、緊張が強くなっているためです。
このことを確認しようと思えば、腕をゴムでしばってしばらく我慢していると、指を伸ばそうと思っても伸ばせなくなります。
つまり一種のケイレンが起きていることが確認できる訳です。
このように、血液の循環、つまり血のめぐりが悪いと、筋肉はケイレンするのです。
このケイレンは、次のように2つの要因が考えられています。
①筋肉の収縮には必ずカルシウムが必要ですが、カルシウムが筋肉の中に入りすぎると、筋肉はケイレンを起こして、縮んだままで伸びなくなってしまうからです。
②血液中のカルシウムが不足すると、どういうわけか神経にも影響を与えて、ピリピリしてきます。
こうなると、筋肉は少しの刺激でもケイレンしてなかなかもとに戻らず、ちょうど水泳やテニスの時、あまり激しく筋肉を使う
と足がつって痛いのと同じようなケイレンが起きます。逆に、血液中のカルシウムが多すぎる時はダラッとして力が入らなくなります。
つまり、筋肉とカルシウムには相関関係があるのです。
カルシウムで肩こりが治る場合がある
カルシウムは私たちの体の骨に沢山蓄積されています。
しかし、歳を取るとだんだんと減っていきます。
つまり、歳を取ればとるほどカルシウム不足となってくるのです。
ですから、子供はあまり肩がこらず、疲れてもすぐ回復するのに、よく働く中年やお年寄りが肩がこって困るのはこのためです。
そのため、カルシウムを十分に摂ると、肩こりが治っていく場合があります。
カルシウムを摂る方法としては、食材を考えるのが一番です。
良く言われるのが牛乳ですが、牛乳以外の食材も紹介します。
(100g中に含まれるカルシウム量)
・ヒジキ | 1700mg |
・ゴマ | 1200mg |
・わかめ | 780mg |
・こんぶ | 710mg |
・わかさぎ | 480mg |
・ししゃも | 330mg |
・パセリ | 710mg |
・こんぶ | 290mg |
(ちなみに牛乳は110mgです)
中央通り接骨院 では肩こりで治療に来られる患者様が多数いらっしゃいます。
食事とともに治療を受けられるとさらに効果がありますので、是非一度ご来院ください。