ぎっくり腰

ぎっくり腰


あっ!と思った瞬間に腰くだけになる。
海外では ” 魔女の一撃 ” わが国では ” ぎっくり腰 ” とよばれ、20代から50代に多く、ほんのちょっとしたきっかけで突然腰に激痛が起こります。

重いものを持ったり、かがんだり、腰をねじるなどの動作が引き金になります。


痛みが起こる原因は、腰椎関節のねんざや、じん帯の軽度の損傷関節周囲組織のめくれやねじれによるものです。

症状の程度には個人差があり、物につかまりながら何とか動ける人もいるし、強い痛みのためにほとんど動けなくなる人もいます。

しかし、少し前かがみになったり、ひざを曲げて横向きで寝るなど、痛みが楽になるという姿勢が必ずあります。つまり、ぎっくり腰であれば、しばらく安静を保っていると、痛みは徐々に軽くなります。

ただし、注意しなければならないこともあります

急な強い痛みが必ずしもぎっくり腰とは限らないことです。
症状として腰に激痛が現れる病気もあります。


目安としては、

・どんな姿勢をとっても楽にならない

・発熱を伴う

・冷や汗が出る

といった症状がある場合は、非常に重大な病気の場合もありますので、なるべく早く当院にご相談ください。

 

『一度ぎっくり腰になるとクセになる』という話をよく聞きますが本当ですか?


 

ぎっくり腰を繰り返す人が見られるのは確かで、ある意味クセになるといえるでしょう。
これは、その人の生活習慣(行動パターン)がぎっくり腰を起こしやすい動作を繰り返していることや、過去に傷めた腰の関節が、加齢や老化によってゆるみやすくなっているためだと考えられます。


再発を予防するには・・・


腰を支える腹筋や背筋の筋力をアップするために、“適度な運動” を習慣づけましょう。また、疲労回復のために “適度な休息” もとりましょう。