腱鞘炎《けんしょうえん》

腱鞘炎けん202しょうえん

 

パソコン作業をしていると手に痛みが… 
茶碗やコップを持てない…
ドアノブが回せない…
こんな症状が出たら『腱鞘炎』を疑います。

腱鞘は手・肩・足首などにもありますが、特に手に多く存在します。
そのため腱鞘炎は手に起きることが圧倒的に多く、その代表的なものが狭窄性腱鞘炎(デケルバン)です。


手首の親指側では、2つの腱が腱鞘と呼ばれるトンネルの中を走っています。
ちょうど、さやと刀の関係で、腱鞘(さや)の炎症で腱(刀)が動きにくくなっている状態です。

 

腱鞘炎のほとんどが関節の使い過ぎ、機械的なストレスが原因となります。
手は日常生活で最もよく使うところであり、「つかむ」「握る」「つまむ」など、複雑な動きをします。

 

【症 状】


レベル1  違和感・凝り感・だるい

レベル2  不快感・動かしたときの瞬間的な痛み

レベル3  使用中、使用後の連続した痛み・圧痛

レベル4  特定の作業で痛む(雑巾を絞るなど)

レベル5  日常生活のすべての動作が痛い

レベル6  何もしていなくても痛い

 

腱鞘炎の検査法


1、親指を中に入れてこぶしを握る

2、手首を小指側に傾ける

3、これで痛みが出れば腱鞘炎の疑いがあります。

 

腱鞘炎は中高年の女性に比較的多くみられ、家事や仕事にも大きな影響を与えることになります。

 

痛みは、「これ以上やってはいけない!!」と、身体が発しているシグナルです。
安静に保つことが重要ですが、痛みが出たらすぐにご相談ください。
中央通り接骨院 では痛みを早く取る治療をしています。