~肩代わり~

~肩代わり~


皆さんは、「肩代わり」という言葉を知っていますか?
これは、東洋医学ではいにしえの昔から使われている言葉で、とても大切な意味を持っております。

まずは、肩代わりを説明する前に、歯についてちょっと触れてみます。
誰でも一度は歯が痛くなった事があると思いますが、なぜ歯が痛くなるかというと、虫歯が進行し神経を刺激するようになって痛くなる訳です。しかし、神経を刺激する前から虫歯はあるので、身体がこれ以上虫歯を放置するといけないというサインととらえる事ができます。もし、神経がなければ虫歯はどんどん増殖してしまいます。神経のおかげで、虫歯の進行を知ることができる訳です。

では、体の内臓(肝臓、心臓)はそのような機能は持っていないのでしょうか?
もちろん、東洋医学では「ある」と考えています。この機能こそ「肩代わり」といわれているものなのです。
東洋医学では、内臓が悪くなると、臓器の肩代わりが現れると考えられています。
一例をご紹介しましょう。もちろん、他の指定された場所が痛くなることもあります。

胃が悪くなる 左肩がこる、痛くなる
心臓が悪くなる 手が前に上がりにくくなる
肝臓が悪くなる 右肩がこる、膝が悪くなる  など

体の部位に臓器から「肩代わり」させて知らせてくれます。
実は知らせるだけでなく、その肩代わりの場所を治療させることによって、該当する臓器を治そうとしていると考えられているのです。そのため、治しやすい場所に知らせてくれる場合が多いと思います。どおりで、肩こりが多い訳です。
また、何かにぶつけて痛めているのではないかと思われる場合もあります。しかし、健康な体なら、少々ぶつけてもすぐに治ります。なかなか治らないのは、この肩代わりが関係しているとみて間違いないと思われます。(病気などの原因もありますので確認は必要です。)

このように肩代わりがきているなと感じたらどうすればよいのでしょうか?
これは、東洋医学ですでに明らかになっているのです。
それは、「食養生をこころがける」という事です。ほとんどが、自分自身で出来ることばかりです。

1.食事を玄米ご飯(五穀米など)にする。
よく噛むこと

2.野菜・温野菜中心にする。
よく噛むこと

3.水を健康によいとされる水にする。

4.ストレッチをする。
どのようなストレッチをすれば良いのかお教えします

5.筋力強化をする。
ウォーキングが一番お勧めです

6.痛いところを治療する。
中央通り接骨院 にご相談ください