ひざの痛みの予報体操
太ももの前面にある『大腿四頭筋(だいたいよんとうきん)』の力が低下すると、膝(ひざ)への負担が増え、膝痛になりやすくなります。
この筋肉も若いうちがピーク。徐々にその力は低下していきます。20歳の筋力を100とすると、運動習慣の少ない60歳では55%に低下し、40%の筋力になると歩行能力が落ち、30~35%を下回ると転倒しやすくなるといわれています。
膝の痛みが出てくると、散歩やジョギングなど、負担の大きい運動はできなくなり、さらに筋力低下をまねいてしまいます。
では、多少痛みのある場合でもできる運動を紹介したいと思います。
膝を床に押しつける
膝を伸ばして座り、手をやや後ろにつき、そのまま床に膝を押しつけるようなイメージで力を入れる。
10~20秒保ったら、脚を揺すってリラックス。
脚を浮かせる-1
あお向けに寝転び、両手を頭の後ろに当てる。
両脚をゆっくり床から15cmまで浮かせ、息を止めないでそのまま5~10秒キープ。
ゆっくりと下ろす。
足先におもりをつけたり、本を載せたりしてもいい。
脚を浮かせる-2
椅子に深く座り、脚をゆっくり5秒ほどかけて水平に伸ばす。
つま先は立てておく。
脚を伸ばしきった5秒止め、またゆっくり下ろす。
慣れたら足首におもりをつけてもよい。
参照 http://www.yotsu-online.jp/index.html
膝の痛み予防3カ条
※できる範囲で無理をしない程度に継続して行ってください
1.筋トレを継続する
2.体重を増やさない
3.痛みのある時は無理しない