指先の痛みと変形(へバーデン結節)
「指先が曲がって痛む、リウマチかな?」最近、患者さんからこんな質問されることが多くなりました。
それは『へバーデン結節』です。
へバーデン結節とは、手の指第一関節の変形性関節症を、へバーデンさんが報告したのでへバーデン結節と呼ばれています。
一方、第二関節の変形性関節症は『ブジャール結節』といいます。
◎どんな人に起こるの?
原因は不明ですが、加齢によるものや、手をよく使う40歳代以降の女性に多くみられ、女性の頻度は男性の約10倍です。
◎症状は?
初期は、第一関節が赤く腫れて痛みを伴い、関節が曲がってきます。
急性期を過ぎると痛みが少なくなり、日常生活には大きな支障を来たしませんが、変形を残すことになります。
◎どうしたらいいの?
安静が基本ですが、関節が痛いからといって動かさないでいると、固まってしまいます。
手をお湯に入れて温めたり、患部に少し電気治療をして刺激を与えることが有効です。
手や指を使わなくてはならない時には、テーピングなどで保護をするといいでしょう。
また、普段から手や指先に負担のかかることは避けましょう。
*初期には『関節リウマチ』と間違えやすいので注意が必要です。
へバーデン結節でお困りの方は、中央通り接骨院 にご相談下さい!