腰痛予防

腰痛予防

 

~腰を守る、生活上の工夫 7ヶ条~

1. 常に背すじを伸ばすことを意識する。

2. 立っている時にはお腹やおしりに力を入れる。

3. 机に向かうときは、椅子に深く掛け上半身を机に近づける。

4. うつぶせ寝は避け、仰向けで膝を軽く曲げるか、横向きで寝る。

5. 荷物を持ち上げる時は、膝を十分に曲げ身体を荷物に近づける。

6. 急激な動作を避ける。

7. 定期的にストレッチなどの軽い運動をする。

 

腰を守るストレッチ

1. 腰・背のストレッチ
仰向けに寝て両手で片膝を抱える。ゆっくり呼吸しながら胸に引き寄せ10秒保つ。 必ず左右おこなってください。

2. 太もも裏のストレッチ
仰向けに寝て両手で片膝を抱える。ゆっくり呼吸しながら胸に引き寄せ10秒保つ。 必ず左右おこなってください。

3. 腹筋体操
仰向けに寝て両膝を軽く曲げ、上半身をゆっくり起こし30度の位置で5秒止める。 頭だけを上げても腹筋に効果があります。

4. 背筋体操
うつ伏せ寝でお腹の下に枕を入れて、顎を引いて上半身をゆっくり起こし、10センチ上げた所で5秒止める。少し上げるだけでも効果があります。

5. ねじり運動
仰向けに寝て、上体はそのままで腰をひねり、上側の足を反対側の足と交差するようにして床につけます。5秒間続けましょう。

上記の運動は、痛みなどがある場合には決して無理をしないでください。
くわしく知りたい方は当院にご相談ください。

 

腰痛を予防しましょう!

長時間の車の運転やイスに坐っていた後や、寒い季節で長時間コタツに入っていた後に、立とうとして腰が痛くて 伸びない ということはないですか? 

これは、腰周囲にある筋肉が伸ばされ続けることによって、筋肉の緊張が強くなり立った時に筋肉が元の長さ戻りにくくなっているのでおこるのです。
筋肉はもともとゴムのように自由に伸びたり縮んだりする事で体を動かしているのですが、同じ姿勢の維持によりこの機能が低下してしまいます。
人間の背骨は横から見ると S字状 になっていて、腰のところで前にカーブしていますが、加齢や姿勢不良によって減少していき、進行すると逆に後ろにカーブし、いわゆる 腰が曲がった状態 になります。

腰のカーブの減少が起こるわけではありません。
高齢の方でも、ラジオ体操を日課にしたり背筋を伸ばしてウォーキングをするなど、運動機能が保たれていると “本来の若々しい姿勢” を保てます。

 

日常の注意ポイント

まず、イスに坐る時はオシリを後ろに突き出すように坐る。オシリの骨(坐骨)が坐面にあたる感覚を確認してください。そうすると、背筋が伸びて丸くなりにくくなります。
背筋が丸くなってきたと感じたら、また同じように座り直しましょう。
床に座るときは、足を投げだして坐る(長座)や、あぐらではなく正坐で坐りましょう。

 

体 操 ~柔軟性を高める体操~

骨盤前後運動

背筋を伸ばし椅子に腰掛けます。

頭は動かさず、お腹を突き出す感じで、腰を前に出す。

頭は動かさず、腰を後ろに引く。
この動きを10回ほど繰り返します。

骨盤左右運動(お尻を拭くような姿勢)

背筋を伸ばし椅子に腰掛けます。

頭は動かさず、腰を右に傾ける。(顔は動かさず正面を見る。)

頭は動かさず、腰を左に傾ける。
この動きを10回ほど繰り返します。

骨盤回し

骨盤前後運動 骨盤左右運動 を組み合わせ、前後左右にぐるぐると骨盤を回します。
右回り、左回りと10回ほど繰り返します。
頭を動かさないように意識するのがポイントです。

最近は若い方でも、背骨のS字状カーブが崩れている方も多く、気がつかないうちに腰が伸びにくくなっていることもあります。


腰の痛みや、腰が伸びないなどの症状が気になる方は
中央通り接骨院 にご相談下さい。