ひじの痛み(テニス肘)

ひじの痛み(テニス肘)

 

テニス肘は肘の外側に痛みを生ずる『上腕骨外側上顆炎』の別名で、テニスプレーヤーに発生しやすいために、こう呼ばれています。
テニスとは関係なく、手首や肘の曲げ伸ばしを繰り返す作業をする人にもよく起こります。


なぜテニス肘になるの?

手首や肘を伸ばす運動を繰り返すと、手首を伸ばす筋肉が肘の外側(上腕骨外側上顆)で引っ張られ負担がかかります。
やがて筋肉に微小な傷が付き炎症を起します。
いわゆる『使い過ぎ症候群』が原因です。



テニス肘の症状は?

タオルを絞る・手を強く握る・荷物を持ち上げる等の動作で、肘の外側から前腕にかけて痛みが出ます。
バケツなどを持ち上げる時に手のひらを上に向けて持ち上げるとあまり痛くないのに、逆に手のひらを下に向けて持ち上げると痛みが出ます。
肘の曲げ伸ばしだけの運動では痛みは少ないなど、特徴的な痛みがあります。
さらに症状が悪化すると、握力が次第に低下してしまいます。
日常生活の中では、握力が低下し、茶碗を落としたり、握る動作だけでも痛みが出るようになります。


テニス肘の治療は?

早く治すためには、なるべく早くからの治療が理想的です。
痛みを感じたらまず安静が第一、痛みの出る動作・運動は避けましょう。
手首・肘の日常生活での安静は、なかなか難しいものです。
テニス肘専用サポーターの装着電気療法温熱療法ストレッチ療法などが 効果的な治療 となります。


テニス肘に効果的なストレッチは?

痛い方の手の平を下にして肘を伸ばす。

反対の手で痛い側の手の平と甲をつかみ、平の方へ手首を曲げていく。

痛くない程度に伸ばし10秒位保持する。
※これを数回繰り返して下さい。

次に、肘を伸ばしたままで、手の甲側へ手首をそり返す様にストレッチする。
※こちらも10秒位保持し数回繰り返して下さい。

ストレッチは無理なく行って下さい。
運動前に行うと予防にもなります。


詳しくは中央通り接骨院 にご相談ください。