脚の痛みや痺れ 何が原因?

脚の痛みや痺れ 何が原因?

 

脚の冷えや痺れ、痛みを訴える患者さんを多く見かけます。
また、痛みや痺れの為に休みながらしか歩けない事を間歇性跛行かんけつせいはこうといいます。

この場合は、注意すべき疾患が2つあります。

 

①『腰部脊柱管狭窄症せきちゅうかんきょうさくしょう(SCS)』

腰部脊柱管狭窄症せきちゅうかんきょうさくしょうの原因としては、主に椎間板ヘルニアや変性すべり症、加齢にともなう椎間板、椎体、椎間関節や椎弓の変性によるものが挙げられます。要するに関節周辺の障害によるものですね。

 

②『閉塞性動脈硬化症へいそくせいどうみゃくこうかしょう(ASO)』

閉塞性動脈硬化症へいそくせいどうみゃくこうかしょうは動脈硬化により主にコレステロールが動脈の内側に沈着し、動脈の内腔が狭くなり循環障害を来した病態です。つまり血管が詰まって血流が悪くなってしまった状態です。 症状は似ていますが全く別の病気です。

 

特に、閉塞性動脈硬化症へいそくせいどうみゃくこうかしょう(末梢動脈疾患PADとも言う)による間歇性跛行かんけつせいはこうを持っている人は15~20%近くが5年後に心臓や頭の病気で亡くなっている事実があります。つまり動脈硬化は全身に起きる病気なので、60%以上の方に心臓や脳血管の病気が合併している事がわかっています。しかも血管の詰まり具合の軽い重いで死亡率に差がありません。従って早期発見、予防が大切になります。

脚の症状は「安静時にも症状があるか」「歩いた時だけか」に大きく分かれます。

脚に痛みや痺れ、冷えなどの症状がある方は 中央通り接骨院 にご相談下さい。