~腰痛予防~
皆さんは、毎日何気なく使用しているバッグや買い物袋も、実は「腰痛」と深い関係がある事を知っていますか?
重いバッグを肩に掛けたり手に持ってぶら下げたりすると、身体のバランスを保つ為に、背骨はバッグとは反対方向に傾斜します。
また、小さなバッグを肩から垂直に掛け肩から落ちないように、背骨を反対方向に傾斜させている人をよく見かけます。
しかし、これらの姿勢は骨盤上の背骨が一方に偏りがちになります。
この他、肩ひもを「たすき掛け」にし、バッグを前にぶら下げている人もよく見かけますが、これは身体が前に倒れないように背筋が強く緊張する状態なので、腰痛予防上望ましいとはいえません。
そこで腰痛予防上有効なバッグの持ち方を紹介しようと思います。
(1)バッグを手に持ったり、肩に掛ける場合は左右に持ち替える。
(背骨が一方に傾斜する事を防ぐ)
(2)肩ひもを「たすき掛け」にする場合、バックの位置は身体の前ではなく横から後方になるようにする。
(3)長距離を歩く時や重い荷物を運ぶ時は、できるだけリュックなどを使用し、腹筋を緊張させ背負うようにする。
(背筋への負担を軽減させる)
ちょっとした工夫をするだけで腰痛が予防できます。